5月20日分週報
2025.5.20(火)第40回例会 №3202
例会場〒776-00 徳島県吉野川市鴨島町鴨島471-2 セントラルホテル鴨島内
会員数:45名 出席者:34名 メ―クアップ:2名 出席率:88%
【メークアップ】ガバナー補佐訪問徳島西、美馬:大平会員(2)
【ビ ジ ター】
【ゲ ス ト】
【会長報告】
日曜日は吉野川市議会議員選挙がありました。当クラブの菊川会員、当選おめでとうございます。木村会員が体調を崩していました。本日おいでいただいて安心しました。
先週は理事会がありましたので、幹事より報告してもらいます。本日山内会員が「あらたえ」の話をしていただきます。商工会議所女性部で「あらたえ」の講演会を行うそうです。
麻植さんから連絡があり、6/27セントラルタルラックの新旧の歓送迎会があり鴨島からも何人か参加してほしいとのことです。
【幹事報告】
委員会支援事務所名称変更、レッツクリーン環境美化の実施回覧します。
近隣週報も回覧します。
5/17商工会議所青年会40周年記念式典のゴルフ表彰式がありました。当クラブ11位筒井会員、14位割石会員、17位坂東会員、21位木村精会員です。そして4位が埜口会員です。
4月会計報告と前年比を出します。6/10蛍を見る会の出欠を記入お願いいたします。
次期会長:本年度麁服関連で地区補助金をもらいましたが、次年度鴨島ロータリークラブ U11 少年少女サッカー大会ということで申請しています。場所は上桜のグラウンドで秋くらいを予定しています。阿波市サッカーチーム、吉野川市サッカーチーム、石井町サッカーチームに呼びかけ1日楽しめるようにしたいと思います
ロータリー横断幕購入、申し込みました。誕生日プレゼントは男性ネクタイ、女性スカーフをオクトンで購入します。結婚記念品は埜口会員のシャンプーを予定しています
7/22新旧役員歓送迎会は、高齢化しており、夜間は出にくい方もおいでるので通常通り12時半からの開催といたします。
本年度100%出席会員記念品については前年通り、3000円の商品券を阿波銀行にお願いします。
外来卓話者記念品のボールペンについては物価高騰していますが、次年度も本年と同じにします
駅前花壇のお礼と花壇整備について、6月12月にお礼をします
【委員会報告】
ゴルフ部:春季県下親善ゴルフ15位割石会委員、75位美馬会員です。
5/25五クラブ親善ゴルフ。
暑さが厳しいので1か月早めて6/1会長幹事杯を行います。懇親会はカナで行います。
次期幹事:次年度クラブ計画書作成について
理事役員の変更があり再度ご連絡することになり、本日引き出しに入れています。確認お願いいたします。
次年度委員長方針半分くらいの方が提出していただいています。まだの方はお願いいたします。
菊川会員:市議会議員厳しい選挙でしたが、6位で当選いたしました。吉野川市のために全力で取り組んでまいります。ロータリーの奉仕の精神に基づき、頑張ります。今後ともご指導、ご鞭撻宜しくお願いいたします。
【到着週報】御所RC、阿波池田RC、美馬RC
【到着書類】
ガバナー会:訃報 岡部一輝様
諮問委員会:委員会支援事務所名称変更
レッツクリーン:レッツクリーン環境美化の実施
【ニコニコボックス】誕生日・結婚記念日ニコニコ:松家会員
ニコニコ:埜口会員、菊川会員
・・・・・16,000円ありがとうございました。
【本日の卓話】山内会員「天皇家と木屋平 古からの絆「あらたえ」~」
令和元年11月14日から15日にかけて、東京の皇居内の大嘗宮において大嘗祭が執り行われた。その儀式に欠かせない歴代天皇陛下に調進された織物として麁服がある。その原料となる麻を美馬市木屋平で栽培し糸に紡ぎ、吉野川市山川町で反物として織り上げたのち「あらたえ」として調進した。
大嘗祭は毎年11月に行われる、天皇がその年の稲の収穫を祝い神々に感謝するとともに、次の年の豊作を祈る祭り、新嘗祭で1代に一度行われる皇位継承の儀式とされている。
11月14日から15日は大嘗宮の儀11月16日から18日は大饗の儀である。麁服と繒服が先例により神服として悠紀殿、主基殿の神座に祭られた。天皇陛下御親らが皇祖・天神地祇に供し奉り、国家・国民の安寧と五穀豊穣に感謝し、また将来もそうなるよう祈られ、陛下御親ら新穀などをお召し上がりになるのが「供饌の儀」である。
延喜式には「阿波国忌部があらたえを織る」との記載がある。大麻を栽培したのは、木屋平貢である。
古語拾遺には天富命が肥沃な土地を求めて阿波国に来て麻を植えた。忌部氏と中臣氏は朝廷の祭祀を担当していて、忌部氏は祭祀に必要な物資を調達するための集団を、紀伊、出雲、阿波、讃岐に置いていた。これが地方忌部で阿波忌部氏もその一つである。麁服奉仕者の下に御殿人御衣人がおり、御殿人は一人、御衣人は多数おり、麁服を制作。御殿人は製作を総括し、大嘗宮へ供納する役目を担っている。これが郡の名前を麻殖とする由来である。三木家のある木屋平は平成17年に合併するまでは、麻植郡木屋平であった。
阿波国忌部の麁服調進は一時途絶えてが、三木宗治郎氏を中心に麁服復活運動を行い大正天皇で復活昭和天皇、平成天皇と行われた。
令和天皇の時の頭首三木信夫氏と木屋平地区の有志や経験者が中心としてNPO法人あらたえを発足し19人の理事で行った。大麻は寒暖差が激しいほうが育てるのに適している。
地鎮際
麻の豊作と畑の安全を祈願。式典には関係者50人が参列した。
まずは畑づくりを2回行う。麻は大麻取締法の対象となるため、関係者以外が入らないように2重に囲いをした。
播種式
種をまく播種式です。麻畑をお払いし、厳かに神々に農作業の安全と麻の成長を祈願した。三木家頭首が種をまき4たん分の大麻を育てる。畑全体に防鳥ネットを敷いた。
成長によって細がき、太がきを行った。
抜麻式、初蒸式
くず引き抜麻式を行う。播種式から100日ほどで初蒸式となる。ここまでが神事として行う。
役員3人が3本づつ丁寧に抜き収穫を行う。190CMにそろえて葉を落とし釜茹で30秒くらい。その後乾燥し、黄金色になる。水につけ皮をはぐ。これらは一つ一つ手作業で行っている。より細かくしなやかにして再度乾燥。
初紡式
三ツ木八幡神社で執り行う。紡女たちによって糸紡ぎを行った。
紡糸出発式
山崎忌部神社の阿波忌部麁服協議会に引き継いだ。
麻糸を織りあげる山崎忌部神社に出発する。
麁服織り初め式
徳島県知事をはじめ関係者が集まり盛大に開催された。
織り女が1か月半の間に4反の麁服を織っていく。
麁服出発式
出発式には知事をはじめ多くの方が集まり麁服の完成を祝い皇居へと送り出した。
多くの人の思いと一緒に宮内庁に調進した。皆が一体となり伝統文化として皇室を支える役目として継続していきたい。
三木家28代三木信夫氏、NPO法人あらたえ、麁服調進協議会が協力して継続していきたい。
【次週例会のご案内】
日 程:2025年5月 27日(火)12:30~
卓 話:高橋 会員
献 立:9プレート:スープ、フライドチキンリモーネ、マグロカツ、白身魚エスカベッシ、
エビのポワレ、ビーフミルフィーユカツ、チキン香草焼き、ポークと玉ねぎ、合鴨スモーク、スモークサーモンとポテト
※例会をお休みの場合は月曜日午前中までに事務局にご連絡をお願いいたします。
投稿日:25/05/22

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